経営をする決意

「もう二度と悲しい思いはさせない」

閉園で悔やまれる事は、私自身が会社の経営に積極的に関わらなかった事、保育サービスに満足して通園していた子どもたちやお母さん方に多大な迷惑をかけてしまった事です。初めての園長経験と外資による保育サービスという事もあり、「最初は赤字でいい、経営の事はこちらに任せろ」という経営者の言葉の通りにしていた結果、施設家賃も職員の人件費も知らずじまいのまま平成20年11月に本社の倒産をweb上で知りました。経営者は「自分の個人資産で行うから園は大丈夫」と言っていましたが信用できず、本社経理から得たデータでは毎月300万円の赤字・・・、その時の預かり園児のさらに2倍の数の園児がいないと存続できない状況でした。次の年度まで存続できればせめて今の倍の数の園児までは予約や問合わせで読めていたのですが、残念ながら力及ばず閉園となりました。愛情や熱意だけでは保育園経営はできない事を痛感しました。何よりも辛かったのが、閉園の事実を園児やお母さん方に伝える時。子どもを預ける場所のない怒り、悲しみを受けとめ、「もう二度と悲しい思いはさせない」と誓い、この園を設立準備を始めました。